「ナイター」
十月のナイター 風が冷たくて
ジャンパーを羽織る 空いた内野席
外野フライがほら 澄んだ星バックに
ずっと見上げてよう 静かすぎるよね
僕らは手の届く 幸せを求めて
ほんの少し遠い 未来に怯えて
僕を好きになった 理由を聞いたら
好きに理由なんて 必要なのかな?
言葉慎重に 選んで答える
僕はその理由 ちゃんと言えるよ
真っ白なボールが 自己主張しながら
ゆっくり落ちていく グローブの中に
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一人で考える 君は何か急ぐ
僕が抱きしめて 止める時間もなく
淋しいからじゃなく 思い込みじゃなく
同情でもなく 惰性でもないはず
掛け違えたボタン もう手遅れかな
君はフェンス越しに 遠い空見上げて
外野フライがほら 澄んだ星バックに
ずっと見上げてよう 静かすぎるよね |